紙の博物館に行ってきた
紙の博物館。それは北区飛鳥山博物館、渋沢資料館とともに飛鳥山にある三大博物館の一つ。
何回か飛鳥山に行く機会はあったのだが、博物館は行ったことがなく行ってみることにした。他の博物館もいつか寄りたいなと思った。
紙の博物館は入り口の券売機でチケットを買い、受付に見せることでみることができるが、受付前までは無料の展示もありそれらも素晴らしいものでした。
1階は紙の製造工程を見ていった。2階は子供向けの体験コーナーがあって、紙の素材となるものの実物を見ることができて子供も体系的に学ぶことができる。
3階は世界の紙について触れていった。エジプトのパピルスの模型や、やはり紙の印刷という点では外すことのできない、グーテンベルクについても触れていた。
人は少なく、見やすかった。紙について軽く学ぶことができたと思う
永青文庫に行ってきた。
永青文庫は森森した庭の中にある美術館で、古い邸宅の中に造られたもの
庭園の中には鷺なんかがいた。
階段などを登って数分、永青文庫が見えてきた。
中に入ると受付とチラシがある部屋にたどり着く。
1000円は少し割高だと感じたが建築も含めの鑑賞費用ならまだマシだと感じた
4階から2階までが展示で建物も西洋風建築の素晴らしい装飾が施され、床は歩くたびに軋む音がした。
セザンヌというワードに惹かれていったもののそれらに関する展示室は一つだけで少しボリュームが少ないなと思った
細川氏のコレクションはそれら特別展以外にも3階、2階に展示されていて、人も少なく鑑賞しやすかったと思う。
行ってよかったと思った
フレッシュネスバーガーに初めて行った
最近ショッピングモールで初めてフレッシュネスバーガーを発見した。
クラシックチーズバーガーとオーガニックティー、ポテトを頼んだ。バーガーはジューシーだった。唇が切れていたので、少し滲みたが美味かった。
ジェラートやパスタもあるので、今度は違うものを注文してみようと思う。
台東区コレクション展―文化・芸術の杜 上野を巣立った芸術家たち―について
東京藝術大学美術館本館で開催された本展覧会であるが、入場料無料で人も少なく鑑賞がしやすかった。
この展覧会では、昭和56年度から、これまで40年以上にわたって、東京藝術大学の優秀な卒業作品の制作者に与えられる「台東区長賞」を受賞した作品群が展示されており、二次元に留まらず、三次元的な空間の広がりを持つ作品もいくつかあった。
森や自然をテーマにした作品が時代を通じて多いと感じ、作者の感性が赴くままに自由に描かれた作品が多く、作品を通して想像が膨らむ。
内面を表現した抽象的絵画も多く、赤や青を作品全体に投影した作品などもあり、作者の考えを読み取りやすく感じた。
中でも「かき」をテーマに作成された作品は立体的で迫力があり、興味深く感じた。
展覧会を通じて人も少なく没頭することができたと思う。
【ネタバレなし】道尾秀介『いけない』の感想、評価
【1】この記事を読むと、道尾秀介『いけない』を買うか迷っている人の悩みを解決することができます。
【2】サクッと読めます。
道尾秀介『いけない』について
①どんな本?
2019年に発売されたミステリー小説で、4章の短編から構成されていますが、全ての章が繋がっています。ジャンルとしてはホラーミステリー、サスペンスのような作風で、グロテスクな要素は少なめです。
この本の最大の肝は、2度読みしてしまう驚愕の仕掛けが施されているところになります。
②どこがすごい?
各章の最後に挿入された一枚の絵が、物語の真相を語るという点に凄さがあり、その真相が驚愕で、絶対に2度読みしてしまいます。また構成が複雑ではなく、サクサクと読み進められる点も良いと思いました。
③読んで何を感じた?
ゾッとするような肌寒さと、伏線回収が見事な作品ですが、登場人物たち各々の心情が丁寧に描かれており、絡み合っていく様も見事だと感じました。
④まとめ
どんでん返しが好きな人にはおすすめの小説です。さらに、各章で話が完結する短編なので時間がない人も読みやすいかと思います。続編の「いけない2」も発売されていますので、そちらも併せて読んでみてください。